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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?-

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朱莉 「当たり前でしょ!」

実緒 「まさかネオちゃん、自分だけ逃げようなんてことはしないよね?」

ネオ 「(苦々しく)そ、それは……」

朱莉 「ずるっこはなしだよ、ネオ! だいたい、料理が苦手な人が、アタシたちを呼んでま    でチョコレートを作る? それなら、デパートで買えばいいじゃない!」

ネオ 「べ、別にいいじゃない、そんなこと。作ってみたいときだって、わたしにはあるんだから」

朱莉 「(怪しそうに)あるんだから?」

ネオ 「(突っぱねるように)そうよ。女の子っぽいことをしたいことだって」

実緒 「なかなかしないって言ったのに?」

ネオ 「う」

朱莉 「観念しなさいよ、ネオ。みっちゃんから聞いたわ。最近、ひとりで帰るって」

ネオ 「それがどうしたってのよ。わたしにも、ひとりで帰る事情だってあるわよ」

朱莉 「(怪訝そうに)ふーん」

ネオ 「(間をひと呼吸おいて)そ、そんな顔したって、な、なにも出てこないんだから!」

朱莉 「ほら、それ。何かが起こると、すぐによそよそしい行動を取るんだから。ネオ、単刀    直入に聞くけど……彼氏、できたの?」

実緒 「えっ?」

ネオ 「ば、バカね。そんなの、いるわけないじゃない」