小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?-

INDEX|5ページ/41ページ|

次のページ前のページ
 


朱莉 「(きっぱりと)そうなの! だって、アタシ、彼のいいところを五〇個は言えるもん    。今から訊きたい?」

ネオ 「(遠慮気味に)い、いや、遠慮しとく」

朱莉 「そう? 言いたいのになあー」

実緒 「(感心したように)よく見てるね」

朱莉 「とーぜんよ。五〇個言えなくて、好きと言えるもんですか」

ネオ 「アンタの仲須への愛がすごいことはよく分かったわよ。で、話は変わるけど、実緒、    アンタは誰に渡すの?」

実緒 「(驚いたように)えっ!?」

ネオ 「数がやけに多かったから、気になるんだけど」

朱莉 「そういえばそうね。……はっ、まさか!」

ネオ 「今度は何?」

朱莉 「(絶句したように)可愛い顔をしたその裏で、実はたくさんの愛人が!」

実緒 「(朱莉のセリフの最後にかぶせるように)ち、違うよ―――――っ!」

ネオ 「(絶句したように)うそ。実緒、今までネコかぶってたの!?」

実緒 「(必死に)ち――が――う! 少しは落ち着いてよ。(少し間を置いて)えっとね、    部員のみんなに渡すの」

ネオ 「部員って、美術部の?」

実緒 「うん。日頃のお礼と感謝の気持ちを込めて、ちょっと」