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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?-

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優太 「今日? 二月十四日だよな?」

ネオ 「だから?」

優太 「だからって……あ、ああっ!」

ネオ 「(ため息をつき、心底呆れた感じで)……返す言葉がないわ」

優太 「ご、ごめん。(慌てふためくように)で、こ、これ、を、お、俺、に?」

ネオ 「それ以外にだれがいるってのよ。ほんと、テニスバカなんだから」

優太 「そ、そっか。お、俺に、か……」

   二人の間に、しばしの沈黙。

優太 「(必死に)な、なあっ! この後、どうすればいいんだ!?」

ネオ 「はっ?」

優太 「(しどろもどろに)こ、こんなこと、は、初めてだからさ、ど、どうしたらいいのか」

ネオ 「そんなん、た、食べたらいいじゃん、食べたら!」

優太 「そ、そっか。そ、それは、今、すぐに?」

ネオ 「そうよ! わたしの手作りなのよ! 特別なのよ! すぐに訊きたいわよ!」

優太 「(心底驚いて)て、てづくりぃ!?」

ネオ 「(不快そうに)なんでアンタもそんな反応なのよ」

優太 「だって、おまえが料理するとこ、想像できるか? ほら、この間の家庭科んとき、包丁の切り方がわからんとか、火加減を間違えて火事に起こしかけたり、爆弾魔みたく、色々と散々だったじゃないか」