moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?-
朱莉 「基本的に、自分の思い通りならないと気が済まないからねぇ。だからこそ、自分のプライドを折ってまで貫こうとする」
巧 「あ、だから」
朱莉 「だから、アタシらの前で見られたくない。つまり、ツンツンってこと。恥ずかしいから、コソコソとするのよ。まったく、すぐにバレるってのに」
【SE】走る音。
仲須 「(外から)舞永さん、おまたせ!」
みちる「あ、仲須」
仲須 「なんだ、おまえたちもいたのか」
朱莉 「これはちょうどいいところに」
朱莉、仲須の方へと向かう(【SE】歩く音)。
みちる「あ、朱莉?」
朱莉 「ふふん、こうなったら確かめないとね」
みちる「確かめるって?」
朱莉 「ネオの様子よ。目星はついてるし。みっちゃんも付き合う?」
みちる「いや、遠慮しとく。あたしはそういうの、性に合わないから。練習もあるしね」
健斗 「じゃあ、先輩の代わりにオレが」
みちる「(すかさず)ナル男、もう一発受けたい?」
作品名:moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?- 作家名:永山あゆむ