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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?-

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ネオ 「(少しの沈黙のあと、ため息をついて)……仕方ないわねえ」

   ネオ、鞄を開いて何かを取り出す(【SE】鞄から取り出す音)。
   それを突っ伏して泣きべそをかいている健斗の前に差し出す(【SE】差し出す音)。

みちる「(ネオが差し出したのを確認して)あ、健斗」

健斗 「(鼻をすすり、立っているみちるの方へと顔を向いて)なんスか」

みちる「前」

健斗 「え?」

   健斗、目の前にある包装された箱を見つめる。

健斗 「こ、この四角いのは?」

ネオ 「(照れながら)……フン」

健斗 「(涙で潤んだ瞳で)せ、せんぱひぃっ……」

ネオ 「(恥ずかしそうに)別に、アンタのことをどうと思ってないんだからね」

健斗 「(涙ぐんで)ありがどうございばす。うわ――――ん!」

ネオ 「(呆れ口調で)チョコ一つで大げさなんだから。(巧の方へ顔を向けて)はい、タックンにも」

巧  「(照れながら)あ、ありがとうございます」

ネオ 「どういたしまして」

みちる「(意外だと思っているように)へえ、あんたがチョコを渡すなんてね」