moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?-
ネオ 「みっちぃは、自分を女と認めない人じゃないと嫌なんだよね」
みちる「そう。空手をやっていたから、男だと思われてんだよ、あたし。冗談じゃないよ。おネエか!」
ネオ 「(苦笑いして、健斗の方を向いて)と、いうわけだから、なし! (意地悪そうに)残念だねー、ナ・ル・男」
健斗 「(ショックを受けて)な、なんて薄情な人たちなんだ……」
巧 「(健斗の肩に手を置き)……ドンマイ」
健斗 「おまえになぐさめられたくねーよ! てゆーか、ようやく喋るせりふがそれかよ、この大モテ寡黙野郎!」
ネオ・みちる 「(ハッとするように)ええっ!?」
ネオ 「健斗、それ、本当なの!?」
健斗 「うっス! コイツの鞄の中、チョコが入ってるっス」
ネオ 「それは聞き捨てならないわね。みっちぃ!」
みちる「おう! 健斗!」
健斗 「了解っス!」
みちる、向かい側の席にいる巧のところへと向かう。
健斗、羽交い締めして健斗の動きを止める(【SE】動きを抑える音)。
巧 「ちょ、ちょっと、離せ、健斗!」
健斗 「(意地悪そうに)いやだね! (みちるに向かって)先輩!」
作品名:moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?- 作家名:永山あゆむ