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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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moonlight特別編 -恋する瞳はツンツンツン!?-

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■二月十四日 放課後 岩国総合高校 図書館〈シーンNO.8〉

   【SE】扉を開ける音。

健斗 「あ、先輩」

巧  「ネオさん」

みちる「ネオ」

ネオ 「ありゃりゃ、また最後かあ」

   【SE】扉を閉める音。
   ネオ、3人が座っているところに向かう(【SE】歩く音)。
   そして床に荷物を置き、みちるの隣に座る(【SE】荷物を置く音→座る音)。
   机を挟んでネオとみちるの向かい側には、健斗と巧が座っている。

ネオ 「うちの担任は話が長すぎよ。服装やら態度やら細かい事ばっかり言って」

みちる「厳しいからねえ、あの先生。授業中にしゃべったらすかさず注意されるわ、怒鳴るわで。教室の窓閉めてんのに、外から冷たい空気が入ってるみたいでさ」

ネオ 「そうそう。他の教室に言ったら全然違うし。だから、地獄先生と一部では呼ばれているみたいよ」

みちる「そ、そうなんだ」

健斗 「うわー、絶対に受けたくないっス、その先生の授業」

ネオ 「それを、ホームルームで毎日毎日受けてるわたしの身にもなってよね。アンタたちも4月になると、そうなるかもしれないよ」

健斗 「い、祈るばかりっス。あ、でもそれだったら、夏は涼しくていいんじゃあ」