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森の館

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夕食はいつもよりも遅く日が暮れて夜になりました。

ダイニングの天上からはきのこの傘から丸い大きな電球が温かく

テーブルを包んでおりました。

ピロリンとポロランの遅い食事は少しの量で充分でした。

食事はいつもゆっくりでした。

ピロリンは「少し疲れたね」と言いました。

「ドアに掛かっている看板の文字も明日考えよう」

と言いました。

ポロランも「今夜はお風呂に入ったらもう休みましょうね」と言いました。


食事の後、ピロリンはデッキでチエアに座りパイプをふかしておりました。

ポロランは食事の後片付けをしました。

ピロリンとポロランは今度は代わる代わるお風呂に入りました。
作品名:森の館 作家名:天田昇