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森の館

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ピロリンは改めて白い雲の板を張ったドアを眺めました。

「そうだね ポロラン」

「ポストも良いわねえ ピロリン ご苦労さまでした。」

ピロリンとポロランはポストを眺めてはドアに張られた白い雲を眺めておりました。

「うふふ」ポロランは笑いました。

「ん? ポロラン どうしたんだい?」

「この ポスト小鳥ンのお家みたいねピロリン」

「そうだね ポロラン」

「小鳥ンは間違わないかしら?ピロリン」

「ポストの印を付けるよ ポロラン」

ドアの白い雲を眺めていたポロランは「ここにはお花をつけましょうね」

と言いました。「いいねえ ポロラン」

「そして、(ピロリンとポロランの館)にしましょうよ ピロリン」

「いいねえ ポロラン」
作品名:森の館 作家名:天田昇