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　テーブルの上には暖かいスープの湯気が

　ゆらゆら揺れておりました。

　「う～ん　いい匂いだねえ」

　ピロリンは鼻で息を大きく吸いました。

　椅子に座るとピロリンは言いました。

　「今日の予定は決まっているのかい？」

　「はあい　決まっておりますとも　ピロリン」

　「僕もだよ　ポロラン」

　「はい　ピロリン　楽しみにしていますよ」

　ポロランもピロリンも「うふふ」と笑いました。

　ポロランもピロリンも昨日のうちに決めていたこと、

　構想していたことを思い出していたのです。