ihatov88の徒然日記
75語呂合わせ 7/30
今月、NASAの惑星探査機ニューホライゾンズが九年半の航海を経て冥王星に接近したのをテレビで見ました。スゴいですね、天文少年だったワタクシが初めて天文図鑑を見た時は冥王星という星はあまりに謎の多い天体でした。当時の技術じゃあまりに遠すぎて、そして小さすぎて解らなかったんですね。
それがですよ、そんな太陽系の最果ての星に人類が作ったものがたどり着いたのですよ。光の速さでも数時間かかるような遠い遠いところに。
そんなコラムを以前に書きました。良かったらそちらを読んでくださいね→拙作『20世紀に思う』の3。
ちなみに、ニューホライズンと聞いて思い付くのは何でしょう?恥ずかしながらワタクシ、中学の時の英語の教科書思い出しました。確かそんな題名が付いていたかと思います。これわかる人昭和の人ね。ハイ、いつもの脱線――。
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そんじゃ本題入ります。皆さん一度は聞いたことがあるフレーズを紹介します、
水金地火木土天海冥
聞いたことありますよね?太陽系の惑星を覚えるフレーズです。
そういや英語でこれを覚える時はどうすりゃいいのでしょう?ちょっと気になって調べてみました。知り合いのアメリカ人に聞いたらすぐに教えてくれました。
My very educated mother just served us nine pizzas
(出来の良いかーちゃんが僕らにピザを9枚くれた)
と言ったあとすぐに訂正、
My very educated mother just served us nachos
頭文字を文章に代えて覚えるようです。ちなみに惑星の英語読みは順番にMercury,Venus,Earth,Mars,Jupiter,Saturn,Uranus,Neptune,Plutoです。日本のアレで言いますと「スイヘーリーべー僕の船七曲シップス……」ってヤツみたいなものでしょうか。これって何を覚えるフレーズでしたっけ?あ、元素記号でした。この続き知ってる人どなたか教えてください。
ところで、訂正したのは惑星の定義が変わったことですが、最後の単語がピザだったりナチョス(メキシカンフード)だったりと、この辺がアメリカ人らしい発想ですね(諸説あります)。英語圏の他の地方ではどう覚えるのか興味深いところです。
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タイトルにたどり着くの長かったですね、それこそ冥王星の距離です……というのは大袈裟ですね。先日ウチの子の行く学校で子どもの安全を守る語呂合わせで聞いたのがこちらです。
イカのお寿司
順番に、イカない、乗らない、大きな声で呼ぶ、すぐ逃げる、知らせる、を守ってれば安全だという21世紀を生きる子どもの間ではポピュラーな標語です。ビラにもそう書いてあるからそうなんでしょう。純粋ですれてない小学生のよいこはこれを覚えるわけです。
帰宅してウチの娘にもおさらいをするのですが、
「もうそんなんわかっとうし」
といって答えてくれないのです。しつこく問い詰めるとダルそうに答えたウチの娘、
サバの煮込み
お前、何を聞いとったんや……。
娘はすかさず反論、
「イカない、乗らない、大きな声で呼ぶ、すぐ逃げる、知らせるでしょ?」
なんや、わかっとったんかい……。にしてもワタクシ的にはそっちの方が印象に残ったぞ、
サバの煮込み
だれか、これが何の語呂合わせか作ってみてくれませんか?
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔