ihatov88の徒然日記
83夜景の町は10/17
先日、日本三大夜景が投票で選ばれたそうです。投票がいつどこでどのようにあったのかは知らないのですが、とにかく決まったそうです。
1 長崎 2 札幌 3 神戸
ということで、ワタクシが以前まで把握している函館が札幌に代わりましたが、同じ北海道ですしまあ函館も札幌も夜景はキレイです。
プチ自慢になっちゃいますがワタクシ、上記3つとも(函館も含む、含んだら4つやがな)の夜景を見に行ったことがあります。単車転がして行きました。神戸に至っては何度も行ってます、まあ神戸市民ですからね。今回は夜景と地元のお話です。
神戸でも夜景スポットはたくさんあります。中でも神戸の中心のちょっと東、摩耶山の頂上の掬星台(きくせいだい)と呼ばれる展望台が選ばれた夜景スポットと言われています。ワタクシの拙作『帰郷』の1シーンでも、舞台として使ってみました(良かったら読んでね)。
そこから見られる夜景は展望台右側(西側)に神戸の繁華街、そこから光を左(東)にたどって行けば大阪、そして海沿いに目線を奥に、再び西へ遣れば関西空港が見えます。そして展望台手前は山の闇、光の向こうは海の闇。散りばめた光と山と海の闇を切り分けて映えるのが特徴です。
小さい頃はその摩耶山の麓に住んでいました。夜景も見ましたし、親に連れられ正月には初日の出も拝んだこともありました。下から2時間ちょっとあれば登れます。そんな身近な山が選ばれるというのはとても嬉しい気分です。
そんな夜景スポットの掬星台ですが、夜はキラキラと光ってなかった時期があります。平成七年の地震の直後でした。
当時ワタクシは初心者マーク付きの運転手でございまして、運転技術の向上と称して何度もこの掬星台にのぼったものでした。そこから見える神戸の景色はポツポツとした弱い光、だけど大阪辺りまで目をやるといつもの夜景が見えます。震災で大打撃を受けた地区が光でわかるのです。何とも言えない複雑な気持ちになったものです。
夜景とはちょっと違いますが、だけど昼間帯にのぼると当時は景色に青いものが目立ったものです。ビニールシートを被せているんですね。
そんな神戸の夜景、改めて現在のそれを見るとときどき20年前のあの頃を思い出します。「復興したんやなあ」と。
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最後になりますが、順位は結果的に付いてしまうものなのでそれはそれで上位の方が人気が高いということで全然構わないのですが、順位が付くからこそ生まれる「隠れた名所」というのもワタクシ的には好きです。
皆さんのお住まいのところではどんなスポットがありますか?
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔