ihatov88の徒然日記
91ここの住民として思うこと 2/5
前回の続きです。
書くことって楽しいですよね。文章の巧拙は当然大事でしょうけど、まずは表現することと思います。発表することで自然に工夫はしてるのかと思います。
そして、あくまでワタクシの基準ですが、読んでもらって一人でも共感してくれたら一先ず合格と思います。
プロの作家でもすべての人に感動を与えられる訳ではありませんよね。作品によってジャンルもさまざま、合う合わないも当然あります。なので、素人でも共感してくれるチャンスはあるわけです。まずは表現しないと人の目に止まりませんよね。
と書きつつ、昔を思い出しました。
* * *
高校時分は弱小体育会の部員でした。地元の公立高校でしたので設備もままならず、入部した時の先輩の言葉が「これで団体組める」でした。なのでインターハイどころか一回戦すら必死でした。地区内にはそれこそ「全国制覇」を掲げるチームもあって、それが同じルールの中で同じ開場で競い合うわけです。
それでも部活は充実していました。自分なりに目標を立てて、昨日の自分より高いところを目指す。到底敵わない相手に勝てなくても一矢報いる、もしくは相手を少しでも本気にさせてやるくらいは考えています。それが出来た時の達成感といったら!
というわけでワタクシが思うところですが、ここではその人なりの一生懸命を一生懸命に発表すればいいと思っています。
高校野球でプロのレベルを求めれば物足りないでしょうけど、それに打ち込む球児たちの思い入れがプロに負けているとは思えません。
アメフトにしても正月に社会人と学生の王者が対決します。体格と経験で劣る学生たちは10回に1回勝てるかどうかの相手にありったけの知恵を絞り、実際に学生が勝った事があります。
市民マラソンのランナーがガチで二時間で走ろうと考える人って、希ですよね。自分の目標タイムがあって、それに近付こうと努力をしますよね。走れば走るほど速くなるように、物書きも書けば書くほどノウハウを覚えるようになると思います。
共通して言えるのは、いずれも目標に向かってまっしぐらで手を抜いてないのです。
そういう作品は巧拙に関係なく伝わると思います。
さまざまなレベルやジャンルがある中でウマが会う人と意見交換をする場がここなのだと思います。この場があることに大きな恩恵を感じます。
ここは決して人を罵る場所ではありませんし、競い合うところでもないと思います。ここの住民になって何度かそういうのを見てきました。
例えていうなら、大きな市民公園でそれぞれ遊んでいる感じでしょうか?棲み分けが出来ているところにやって来て
「なんだ、このザマは。ひどすぎる」とか
「俺ってスゲーんだぜ」
と言ってあえて掻き回す必要ってないと思うんです。
それを、レベルが低いとかくだらないとか誰が言えましょうか?
人の一生懸命をけなす事は私には到底考えられません。
ワタクシは皆さんにホッとしてもらえるよう一生懸命に書いてます、ホッとしなかったら努力が足りないわけで、また勉強ですね。
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔