ihatov88の徒然日記
102やられた 6/8
先日職場のすぐそばにある某コンビニで、「おにぎり100円」セールをやってたんです。最大150円のものが100円ですから、そりゃあお得です。だって三分のニですよ。33パーセント引きです。
と言うわけでお昼は何をしようかと全く考えずしてコンビニへ。職場から1分足らず。もちろん買うのは普段買わない150円のおにぎり。値引率が高いものを買うのが小市民、味より値段が美味しいと思わせる勝手な理論。
財布に用意した200円でおにぎりを買い、お得な気持ちでデスクに戻り
「さあ、浮いた100円で何を食べようかしらん」
とニヤニヤしながら周囲を見ると他のみんなもおにぎりを手に――。
「何や、みんな小市民やないか」
と言うもそりゃあ同じボスからドングリの背比べくらいのお給料いただいているわけですから金銭感覚は大体同じ。
そんな中、一人だけおにぎりとカップ味噌汁をすする部下A。よく見りゃちょっと違うパッケージのおにぎりを食べてるじゃないですか。
「アナタ、そのおにぎりはどこで買ったん?」
「え、これっすか?」笑う部下A「あっちのスーパー(徒歩5分)じゃ、おにぎり67円っすよ。これじゃ足らないので味噌汁買いました」
机のレシートは200円――。
大がかりな広告に騙されたようです――。
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔