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ihatov88の徒然日記

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104 ハナウタ 7/2



 気づいているようで気づいていないのがクセ。
 なくて七癖というのは本当で、先日職場の皆で出先だったので昼飯をとったのですが、そこのおばちゃんが気づいていないのです。
「お茶の方はいかがされますか?」
「そちらの方はよろしかったですか?」
「お支払いの方はどうされますか?はい、ご一緒の方ですね?」

 ……、

 一同店を出たあとクルマに乗って、今まで溜め込んでいたものを放出する。
「ほう……」部下B
「ホーホー」フクロウの鳴き真似をする部下A
「ホウホウホウ、メーリクリスマス」
「それはちゃうでしょ!(一斉ツッコミ)」

 いやあ、クセって本人には気付きにくいんですよね。そんでもって指摘もしづらいし。それが間違ってないのであればなおさら。厳密に言えば文法上間違ってますけどその辺はスルー。

   * * *

「そういや……」
 ニヤッとする部下A。どうやらワタクシにも気づかぬクセがあるようです。
「無意識に鼻唄歌ってますよ~」

 なに?ハナウタだって、言われてみれば気分が良かったら何の気なしに鼻唄歌ってます。みんな出払って部屋が一人になった時や家で洗濯干してたりする時、確かにハナウタ歌ってるわ。
 別にいいんですが、聞かれたらちょっと恥ずかしいですね……。

「んで、ワタクシはどんなハナウタを?」
「コーヒー手にしたら『ゴドー検事』のテーマ歌ってますよ~」
 
 ――そうでしたか、確かに歌ってます。みんなが納得するくらいですから、コーヒーといえば彼なんでしょうね。(↑の名前で検索したら音楽は出ると思います)
 で、『ゴドー検事』ご存じのかたに質問なんですがコーヒー手にしたらついテーマソング出てこないですか? 

作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔