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ihatov88の徒然日記

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118固定電話2/26



 21世紀になって世の中便利になりましたよね。ワタクシは20世紀のおわり頃に大学を卒業し、社会の荒海に航海しました。後悔はあると言えば学生の頃にもっと遊んでおくべきだったことくらいであることをここで公開しましょうか……ダジャレばっかりやがな。

   * * *

 ちょっと時間が空いた時、皆さん何してらっしゃいますか?ワタクシは一人でいる時はつい携帯(スマホですね)見ます。これって現代の圧倒的多数意見だと思いますが、電車待ってても、乗ってても、ホテルや病院などのロビーで待ってても、大体の方はスマホ見てますよね。
 確かに便利だし無限の可能性を秘めた文明の利器ですが、一定の空間でみーんなスマホ見てたらやっぱちょっと変な風景ですね。

 して本題
 思えばワタクシが学生だった頃、つまりは20世紀のおわり頃。元号は平成。お、今回は前フリつながった。
 電話って通信手段は近年目まぐるしく変化しましたね。今は一人に一つもしくはそれ以上に携帯電話持ってますよね。逆に固定電話のない家が増えてます、職場の若い衆は家に電話ない人がほとんどです。市外局番聞いて地方を感じたり(ココ神戸は078です)したものです。電話が家に一台しかないから、友達に電話するのにきょうだいと奪い合ったり、電話掛けて相手の親が出たらすぐに切るという「親切り」という言葉もありましたね。
 これわかる人挙手!

   挙手したアナタは昭和の人、確定!

 それくらい電話で話すのに緊張をしたり、言葉をまとめようと思案したり、時にはちょっとトキメいたりしたものでした。今でも電話って苦手です。緊張して言えなかったり、逆にお調子に乗って要らんこと喋りすぎたりと、失敗した事が多いですね。今みたいに文章でコミュニケーション取れたのなら若かりし頃にモテ期が来た!……かもしれませんね。
 でも、良いように言えば限られた条件で言うことをまとめるという力はついたかもしれません。

 つい先日、出先で見つけた飾りの黒電話。そうです、ダイアル式です。懐かしいと思い受話器を取って、21世紀生まれのウチのムスメに
「この電話の使い方知っとうか?」
と聞いたらなんと、

   ダイアルの穴を押し始めた

のです。ああ、時代やねえ。ダイアルを回すってのを知らなかったみたい。

作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔