ihatov88の徒然日記
142 帰って来た八馬八朔
帰ってまいりました、ワタクシ八馬八朔でございます。え?「あんた誰?」って?。まぁ、長いこと離れてたからそうなってしまいますわなあ――。
まずはお礼です。この文章書く前にあしあと確認しました。ありがとうございます、皆さん心配していただいたようでいっぱい付いていました。
…というより、別にどこに行ってた訳でもありません。結論から言ったらネタガレです。
書かなくなったわけではないんです。ある日、突然書けなくなったのです。これまではモヤモヤしてた物を少しずつ削り取って形を整えて…と作って来たものが削りすぎて結局ボツになったような、自分で散髪してたら切りすぎてザンバラバラバラになって――、そんな感じです。
そんでもってその削りすぎたものを見て呆然と後悔して……と、そんな悪循環を繰り返していくうちに時間だけが流れていました。
……で。なんで書けなくなったのか。
削りすぎてブチになってしまった拙作を読み返すと、なるほどなんとなく分かったような気がします。
面白くないんです
何がって言われてもあれなんですが、面白くないんです。ワタクシのコンセプトで言うとこれでは読んでもらっても
ホッとしない
のです。
現在進行形の時は面白かったものでも、読み返してみたらトンデモなくつまらないんです。
「なんでなんやろな〜」
と思いながら先日と仕事である講演に出席してお偉い方の話を聞いてたら、朧気ながらに感じたのです。
話の構成はしっかりしている。頷く点も多数ある。しかしながら……
自分をキレイに言い過ぎ
なんです。言葉だけ捉えたらそうでなくても、全体の印象が「こんな話するオレスゲーだろ」で片付いてしまうのですよ。
詰まるところ、書いてる自分が好きで
満足してるだけなんです。
ブチなプチ自作を第三者的立場のつもりで読み返してみた印象が「主人公の自慢話」換言すれば「作者の自己満足」つまるは「ダレ得」なんです。書いた本人がそう捉えるくらいなので、人様に読んでもらっても「読んだ人をホッとさせる」ことができず、何とも後味の悪いものになってるのです。発表する場である以上、読者を楽しませる、若しくは気持ちを動かすものでないと。
――ということで。
書いた本人が面白いと思っても全くアカンのですよ。それは公開せんと自分の中でやれば良いわけで、公開すると後悔するから。ああだこうだ言ってるうちに時間だけが過ぎてしまいました……。
近日中に何か書きます、多分。そん時はちょっとのぞいて見てくださいね♡
八月朔日 八馬八朔
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔