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平凡なる日常

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泰介はこういっているが、実は泰介の手持ちのお金はそんなにはなかった。勿論500ポイント分の50000なんて用意することも出来ない。でも泰介にはクレジットカードという魔法のようなカードを持っていた。
クレジットカードでの支払いも出来るからこれでポイント買って早く美鈴と会いたい♪

泰介はクレジットカードで50000円分のポイントを購入してコード発行をしてもらった。

運営『双方からポイント購入が確認できたのでコードを発行いたします。先程と同じように時間制限が御座いますので、それまでにコードを返信ください』

泰介はコードを送って待っていた。すると運営から今度はこんなメールが届いた。

運営『只今コードを確認いたしました。ですが、美鈴様からのコード返信が有効時間を過ぎていたため再設定致します。』すると泰介はふざけるなという気持ちですぐに美鈴にメールを送った

泰介『美鈴、なんでコードすぐ送れなかったの?さっきはすぐ送ってたのに…何かあったの?』と送ると美鈴からはこう返ってきた

美鈴『泰介にはいってなかったんだけどね…今ね、母親が入院してるんだ…それで意識不明の重体になっちゃってずっと携帯から離れてたんだ…いままで黙ってて本当にごめんね?もうこんな私とは会いたくはないよね…』ときた

泰介は呆れたわ と考えながらも、ここまでお金を使ってるんだからこのさい絶対に美鈴と会うまでやる!と覚悟を決めた

泰介『そっか…美鈴は悪くないよ。入院してる母親は大丈夫なの?』と送ると
うん。今は一命とりとめてるから安心して。でも私のせいで無駄になっちゃったから泰介のポイント少し私が肩代わりできるか運営さんに相談してみるね♪待ってて♪とメールが届いた。

そこからしばらくして運営からメールが届いた。

運営『先ほど美鈴様からポイント譲渡申請が来ましたので、特別に許可いたしました』とメールが届いた。
もちろんこれに対して泰介は嬉しさのあまりに美鈴にこんなメールを送った。

泰介『美鈴、ポイントありがとう♪ポイントを無駄にしないように今度は時間を合わせてやろうね?』と送った。。

しばらくして美鈴から今からならコードのできるからやろうよ♪ときた

泰介はすぐに返信した。。

運営『今からコードを発行いたします。時間内にお互いのコードを交換してサポートまでお送りください』

お互いにすぐ送ったためコードの確認ができた。

運営『コード確認取れましたので次のステップに移ります。次のステップに移るためにはポイントが2500ポイント必要です。』

このメールが来た時に泰介はこう思った。これはお金をとるためだけなのか?と
でも美鈴に会いたいからクレジットカードのキャッシングから2500ポイント分の25万かりて次のステップに移った。

運営『このステップが終了いたしますと連絡先の交換が可能になります。』ただ今サーバーを作成しておりますのでしばらくお待ちください。ときた

これに泰介はやっと連絡先の交換ができると安心していた

そこで運営からメールが来た

運営『サーバーが作成されましたのでご連絡いたします。これから交換をしていただくにあたりポイントが必要です。3000ポイントを用意していただくと連絡先交換が可能になります』

3000ポイントとか無理だろ・・・金額にして30万・・こんなのやってたら生活できないと泰介は思い、これまでの金額を返してくれと運営にメールをした

運営『今までのかかりました金額に関しては、この作業がすべて完了しないと返金作業に移れません』と返答が来た。

これに泰介は怒りを抑えられずにこんなメールを送った

泰介『おい!返金作業できないなら警察にいまからいって証拠みせてお前らの悪事をばらしにいくからな』と送った

でも泰介は甘く考えており、こうすればこの事態が収まると思っていた

そこへ美鈴からメールが来た。

美鈴『泰介?早く会いたいよ・・・私はもうポイント振り込んだから泰介がやるだけだよ?待ってるからね?』ときた

でも泰介はもううんざりしていて、メールの返信もしなくなった。

そこからしばらくしてサイトを覗いてみたらとんでもないことになっていた。

今までやり取りしていたメールの履歴や美鈴のデータもすべて抹消されていた。

泰介はこうおもった・・
この前に運営にあのメールを送る前に被害届を出していたら今までかかった金額60万が返ってきた可能性もあったのに・・

これで泰介は何もやれることもなくなり、キャッシングで借りた金額などを毎月払うだけの日々が始まってしまうのでした。。

                                  完結



あとがき

この小説をよんでくれました方々、読んでいただきありがとうございました

かなり細かいところは書かなかったのですが、実際にこの物語にあった出来事は著者が体験した物語です

皆さんも彼女がほしいと思って出会い系に登録しますと、こういうことが起こる可能性は十分にあります

実際に彼女がほしくかけたお金は推定ですが70万ぐらいだと思います

出会い系から実際のメール交換をしてから、携帯が壊れたからこのサイトの招待状送るからここにきて?というメールなどがきたら絶対にどんなにかわいい写メの女の子でも、かっこいい男の子でもいかないようにしてください。こういう手のものはほとんどが悪徳サイトへの誘導です。
実際に体験した人もいると思います。出会い系を使っているひとは気をつけて利用をしてくださいね
作品名:平凡なる日常 作家名:ルイガ