やさしいキスをして
ちゃんとわかってくれてたじゃない?
いつものように
やさしく抱いて
背中をトントンって
髪をやさしく
撫でてくれたじゃないの。
そうなの。
とってもやさしくしてくれるのに
ねぇ… あたしはなんだろう。
遊花はね。
ときどき考えすぎちゃうのよ。
あのひとを駅まで送って
車を降りる瞬間の
「愛してるよ」
あれは反則だよね。
思わず袖口
つかみそうになっちゃった。
今度はいつものあたしで
いっぱいイジメテやるんだ♪
その調子!
いつもの遊花に戻ったら
あたしはもう消えなきゃね。
泣いてる遊花も
可愛かったぞ☆
(自分で自分に言い聞かせるw)
あのひとの前では
おもいきり《素の自分》でいたいから
いつものあたしでないときに
また逢いましょうよ。
そうね。
あたしはあなただから。
いつも客観的に自分を見つめて
手を貸してあげるわ。
じゃ、またね☆
うん、またね★