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　クリスタは尻の位置をずらし、レスと向き直った。スカートが捲れあがることもお構いなしで、渡されたサンドイッチに歯を立てる。白いパンの向こうから覗く青い眼はレーザーのよう。きらりと光って、掴めやしないのに抉り取る。
「本当にいらない？」
「いらない」
　向き合う機会を与えられたまなこではなく足を睨み、レスはぴしゃりと言い放つしかなかった。これで堂々巡りが終わることを半ば懇願に近い形で祈りながら。