終わらないうた
手紙
太陽のような笑顔なんてよく言うけど
君が笑うと本当に光がさすよ
眩しくて暖かくて
おれは日だまりの中を漂う
輝く君がやりきれない現実の前で立ち止まり苦しんで
輝く君が押し寄せる灰色の波に打たれ暗闇の中一人俯いているなんて耐えられないよ
輝く君の人生がそのまま灰色で続いていくなんて耐えられない
優しすぎる君は幸せにならなくちゃおかしい
君を守る壁になりたかった
押し寄せる波がもう君を打たぬよう君をこの腕の中優しく包みたかったよ
ずっとその中でキラキラと笑っていてほしかった
君の笑顔がおれに力をくれたように君の力になれただろうか
今はっきりとわかってるんだ
愛は勇気になるんだ
君の笑顔がおれに勇気をくれたように君の勇気になりたい
君の力を信じてる
君は一人の気配を感じて時々顔を曇らせるけど
どうか 忘れないでいてほしい
サヨナラとか終わりとかそんなもんじゃないんだって
いつまでも君が笑顔でいることを強く強く祈っているから
そばにいることも抱き締めることも何もしてやれないけど
どうか 忘れないでいてほしい
君の心が弱った時
この世界に確実に一人何があっても味方で力になりたい奴がいるんだってこと
歩き出した君の顔がいつまでも輝いていますように
険しい道を歩く君が安心の中頑張ることができますように
いつまでも君が幸せでありますように
遠くから祈っています
作品名:終わらないうた 作家名:BhakticKarna