終わらないうた
ひとりごと
私はそこから私をみたの
女性の体があったわ
誰かがその体に向かってひどい言葉をぶつけてるけど
何も感じなかった
だってもうそこに私はいなかったから
もがいて苦しんでたのが夢だったみたいに私は平穏の中にいたから
ここにいる私は誰?
まだ寝ぼけてるの?
もっとはっきりと もっと引き離すの
私だった私を遠く遠く
黒い闇に包まれて一人きり
だんだん小さくなってゆく…だんだん…だんだん…
…怖い!すごく怖い!
やっぱりまだ嫌
私は急に恐ろしくなってまた体の中に慌てて戻りいつものように夢の中を生きている
でもね
夢の中でこれは夢だと気づいたから大丈夫
それを忘れなければいいの
作品名:終わらないうた 作家名:BhakticKarna