SPLICE 設定
●エ・ラティーン●
ト・スクーナの聖気持守護者。
守護者としての特殊能力は『間者』という職業に向いているらしい。
要するに影が薄く身体能力が高い。
ト・スクーナの守護者であるが、伴侶でもある。
ト・スプライスの曾祖母。
ト・スクーナが神の庇護下に入り生まれ変わる際、共に生まれ変わり(現出し)今に至るもずっとパートナーとして傍に居る。
●タ・ルワール●
アジャレイ教神官。
現在は無性体だが、以前は諸事情により『性体決儀』を行わずに女性体になった。
額に紋様。タ・ブレースの曾祖母にあたりわずかに面影があるようだ。瞳の色は青。
何事も楽しむべきだと思う節があり、それゆえに取る行動が本人を様々な経験をさせるに至る。
アジャレイ教は神官任命儀式以前に神殿巡礼を行う慣わしがあるのだが、其の最中にスクーナと出会う。また、大地の神について知るのもこの時。
ルワールが大地の神の神官の末裔と知り合ったことがスクーナの運命も変えた。
こちらも『障壁を破壊した神官』としても構成に残る。
結果スクーナの項に書いてあるとおり神の庇護下にはいり、後に『使神官』として世に送り込まれる。
最初の生では神官長の地位(最上)にまで上り詰め、その力は後にまで伝説となった。
その他設定はこの人が主要登場人物(夫婦神の喧嘩を仲裁した話)となる話が有るので(書く機会が有るか分からないけれども略。
(ア・ヴァラキ、ト・スクーナ、エ・ラティーンについても同様)
●ア・ヴァラキ●
タ・ルワールの聖気持守護者。
幼馴染であり、伴侶でもある。
タ・ブレースの曽祖父。ブレースの面立ちはルワールよりヴァラキに似ているかもしれない。
守護者としての特殊能力は『魔法使い』なのだろうが、剣術も扱う魔法剣士。
剣士としても一流なのだが、魔法使いとしては『大賢者』と呼ばれ伝説に残る。
それ以上に有名なのが聖気の量が人並みはずれていたこと。
聖気持者は死後も身を包む聖気がその肉体を腐らせないということで、ヴァラキの生前は最高50年遺体が持っていたという記録が最高だったが、ヴァラキは二百年以上その肉体をとどめた。
『使神官』降臨の際に生死の境目をさまよう老体では役目を果たせないだろう言うことで再構築されて青年の姿に…結果、実質その肉体は滅びたことがないということになる。
もともと生前長寿(100歳以上)でブレースの師匠に当たる。
魔法の師匠でもあるし、聖気持者としての師匠でもある。
『アキャーシ(赤い魂)』という異名も持つ。本人外見青っぽいが。
●イ・ヨール●
ト・スプライスの聖気持守護者。
前記二組とは全く違う関係を築いている。
前記二組(スクーナ&ラティーン、ルワール&ヴァラキ)はとても近い場所に常に居る関係で本当にワンセットと数える事が出来る力関係なのだが、スプライスが不老長寿になった時にその場に居なかった為かヨールは不老長寿ではない。ただし新しく契約をすることも出来ない為(?)に『時の封印』状態にあり、必要な時だけ封印を解除されて守護者としての邪気除去や聖気の補給などを行う。
ちなみに『時の封印』に一人で入るのは寂しいという事で、恋人を伴って封印についている。
元々はざっくばらんな姉御肌な人。
●ヴィラローカ●
本名別。(話中でどれくらい話されたかによって追記予定)
ト・スプライスの恋人(伴侶?)。
白い肌に淡い金色の髪、水色の人見をした人物。
身長はスプライスの顎の高さより少し高いくらい。
魔法の力で背に純白の翼をつけることが出来る。
現在スプラスはその翼より得た羽根をネックレスとして下げている。
『翼人の村の翼の無い青年』時はスプライスと遠く離れなければならない状態。
●カティサーク●
『翼人の村の翼の無い青年』に登場する、サブタイトル通りの人物。
茶色い髪に金色の人見を持つ華奢な20歳未満であろう青年。
一見すると普通の人間だが、翼人の村を離れるとその距離にしたがって肉体の能力が失われていくという特殊な体質。
しかし肉体的能力を失っても『精霊』と呼んでいる存在の助けにより何不自由ないらしい。
その『精霊』も通常『天空と大海の大陸』で呼ばれているものとは異なるらしいが……
詳細、原因不明。
父親は人間らしいが、母は不明。
●ウ・ヴィラローカ●
『翼人の村の翼の無い青年』に登場する、カティサークの姉。
人間の父親、翼人の母親で腹違いの姉弟になる。
年齢はカティサークより5歳前後年上。
青緑の髪、胡乱気の目に金色の瞳、漆黒の翼。
ハーフの特徴でも有る精霊を扱う能力の欠如、肉体的(筋力的)能力の突出が如実に現れている。
実は一度人間の男と結婚したのだが帰ってきた。
本人が語らないので理由は不明。