エヴァーラスティング
「ハ•••。ハ•••ル•••」
「•••ごめん•••ね。君との約束•••守れな•••かったね」
「セラっ。もう喋っちゃダメだ。もう•••」
「あーあ•••。ハルとまた•••一緒に•••遊べるって•••おもったのになぁ」
「しゃべんなよっ。もういいから。しゃべんないで•••くれよ」
「ここに来て•••ハルを見つけた時は•••すごくうれしかった」
「また、いっしょに•••話したり遊んだり•••」
「夏目くんと、結衣とも•••もっといっしょに•••」
「ああ。これからだって。まだやってないことたくさんあるだろ。花火だってまだやってないじゃないか」
「ふふっ。そうだね。まだやりたいこと•••たくさん•••」
「なっ。だから、まだ死ぬなよ。またみんはでバカやったりさ。だから•••」
「もっと•••みんなと一緒にいたいよ」
「お別れって•••やっぱり嫌だな•••。ねぇ、ハル。君に、伝えたい•••ぼくの気持ち•••」
「—————大好きだよ————」
セラは、静かに目を閉じた。笑うような顔で•••
晴斗の目からは大粒の涙が垂れた。
「なんでっ。なんでだよ。くっそおおおぉぉお」
晴斗地面に拳をぶつけた。血が出てもそれをやめようとはしない。
「やっと、死んだか。しつけー女だったな」
晴斗は、声のする方を見た。目に光がなくなっている状態で。
そこには、刀を持った2人がいた。そして、その刀からは、血がした立っていた。
その瞬間、晴斗は全身が鋭くいたんだ。何かがこみ上げてくる。悲しみ。いや、もっと邪悪な何かが。
「•••。」
「•••す」
「••ろす」
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
それは憎しみ。大切な人を奪った者への憎しみ。怨み。何もかもが自分の感情で支配される。
そして、晴斗は叫んだ。喉からではない。心の声を
『『『ああああああああああああああああああああああああああああ』』』
作品名:エヴァーラスティング 作家名:†狐姫†