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ゾディアック 3

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すると突然 ペガサス座の菱形の中から
ひときわ明るく輝く星が飛び出してきた。「 流星? 」思った途端、それはUFOになった、
赤と青の点滅をしながら東南の空に飛び去って行った。

私はすぐナアナに電話をした。「 ナアナ!今、UFOがいたよ!星がいきなりUFOに変わったんだ 」
「 マリオン、私も今UFOを見たよ!大の字が・・いきなりUFOに変わって飛んで行ったよ 」
「 大の字?星じゃなくて? 」「 うん、大文字焼きかと思ったら・・ UFOになったのよ 」

ナアナと私は、それぞれが何処で何をしていても 同じシンクロがよく起こった。
振動を音と認識する究極のリアリティ・・ 美しい無音の音、ナディアの宇宙で。
感じる内なる宇宙、状態次元の世界に、私達は繋がっていた。
そこは私達が本当に存在する場所だ。

「 目を閉じてる方が はっきりと解るね 」ナアナが言った。
「 うん、でも運転中はヤバイよね 」私は笑った。
「 五感がナディアをビジュアル化する時、その人のイメージで近似値にビジュアルするから面白いよね 」
「 本当! 大文字も星も 五芒星の形に近いね、第5チャクラのビジュアル化だ 」

UFOは 度々、ナアナと私の目の前に現れた。
それはわざと「 見せていた 」
私の意識は、何故そのような物が見えるのか?何の為に見せているのか?不思議だった。
私達は人間という この五感の形状に閉じ込められているから、このような認識形態をしている。

私はカヨの言葉を思い出した。
「 マリオンさんと 同じ物が見えたら、きっと私も信じる事が簡単なんですけどね・・ 」

外に見えたら、五感に依存し閉じ込められたままだ。
信じるって言葉は、五感では信じられないから有る言葉
有るって事が難しいから ある言葉なんだ。

信じるとか・・有難うとか・・ 何気に常識で知ってる概念は全て、
私達が知る為の印しなのかもしれない
本当の私達が存在する 意識次元に到達する為の

多次元は被さって同時に存在し、高次元から常に語りかける。
意識が五感を超え、気付いて行くのを待っている。


「 マリオン、マライ・ダーラが 見えないからといって それが無いとは限らないって言ったんだって 」ナアナが言った。
「 マライ・ダーラって・・ 女神島の11面観音の化身の? ・・いつか会いたいね 」


光が色(チャクラ)に分かれて
地球(肉体)にやって来た

Dream dreamer

私達は ここでは半分眠っている。

















作品名:ゾディアック 3 作家名:sakura