Ramaneyya Vagga
天道燦々として雲稀
天道さんさんとして雲まれなり
遥かに思う父母祖の志
いずくんぞ知らん宇宙の始原 いまだ我を知らず
しかれども知る 諸人自ずから矛を横たえて友を畏るるを
いずくのところにか善をなさん 願わくはあまねく諸人と我とのうちに
(太陽はさんさんと輝いて、雲は少ない。私は遥か遠くの祖先の志しを思う。どうして宇宙の始まりなど知ることができるだろう、私自身についてすらよくわからぬのに。そうは言っても、人々が暴力で武装して、隣人を恐れているのを私は知っている。どこにおいて善いことをなしたらいいだろう、できることなら、すべての人々と、私自身との心のうちにおいてなしたいものだ)
作品名:Ramaneyya Vagga 作家名:RamaneyyaAsu