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「分かってるわ。血なまぐさい事になるかもしれないけど、公表すれば日本国で助かる人が増えるかもしれないわね」
「そして自衛隊の注意がそちらに向けば……。エターナルはその分時間が稼げる」
「どっちにしても、助かる人が増える可能性があるのなら、やってみる価値はあるわ」

「悲しい兄弟喧嘩だよな。……まったく」
　言い捨てると太田は大きく伸びをした。