Bhikkhugatika
如意牛
私がここにいると思い込んだ者が不滅を望むなら、彼は彼が見なすところの自己の不滅を思い込むことで満足する。
彼は、彼を見ることなく、如意牛はどこかにいると妄想して思い込むからである。
彼のこの行為は、彼が滅びると共に滅びる。
私がここにいるという思い込みを見て思い込みであると知った者が不滅を望むなら、彼は何かしらの善を行うことで満足する。
彼は、彼を見て、如意牛は彼自身であるのを知るからである。
彼のこの行為は、人々の間を渡り歩き、人々が滅びない限り、滅びることがない。
*如意牛…インド神話に表れるどんな願いも叶える牛
作品名:Bhikkhugatika 作家名:RamaneyyaAsu