終焉物語
プロローグ
ヂリリリリ!
目覚まし時計が大音量で鳴り響く
「ふわぁぁあぁ…」
俺は、いつものどおり朝7:00ちょうどに目覚まし時計の音で起きる
だが…
「まだもう少し寝るか…」
もう一度ベッドに寝転がり眠りにつく
悪い癖だ
そのせいでいつも、遅刻ギリギリの遅刻時間だ…
…………………
キーンコーンカーンコーン
「はぁー…」
俺がため息をついていると
「どーした?神威(かむい)」
誰かが話しかけてくる
「何だ、晃司(こうじ)か」
俺、御剣(みつるぎ)神威中学三年生は振り向きながら言う
「今日もまにあったなーとかおもってさ」
「あーそゆことか」
腕を組みながら、六万(むつま)晃司がこたえる
俺は、いつもとかわんねーなぁ
と思いながら、晃司と話していた
だが、「いつもとかわんねーなぁ」と思っていたのは、
この時までだった…