クロという青年
クロという青年(人物紹介)
◆クロ
魂喰らいを名乗る青年。
端整な顔立ちにさっぱりした銀髪。
中折れ帽を被り、細身の燕尾服に似た服を着ているが、その左半身にだけ、縦向きに色とりどりで太さも様々のリボンが数本通っている。
細身のズボンに、よく磨かれた革靴。これらはすべて、リボン以外は黒で統一されている。
右の目は常に黒く、左の目は時と場合と自身の調子によって変化する。
リボンの全体的な色合いと左目の色は連動している模様。
常に黒い傘を携えているが、これは武器にも防具にもなる彼の相棒らしい。
青年自身は魔法使いのようだが、その魔力にはなんらかの制限がかかっている。
様々な世界を渡っては美味しそうな魂の持ち主に目をつけ、その人物の願い事と引換に魂を奪っている。
性格はちゃらちゃらしているが、締めるところは締める、らしい。ヘタレで弱い。大抵の面倒事からは全力逃走する。
天敵は死に神。魂を回収する死に神と、その魂を勝手に喰らってしまう魂喰らいはまさに敵同士である。
※このキャラクターは、劇団ひろぽん第6回公演「今は灯りを消さないで」の登場人物をモデルに創作したオリジナルキャラクターです。
なお、この小説は「劇団ひろぽん」および「今は灯りを消さないで」とは一切関係がありません。