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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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ヘリテイジ・セイヴァ―ズ ノベルゲームシナリオVer.

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   俺は机の隣に置いてある剣道の竹刀が入ったケースを取り、肩にかける。

【光大】「よし! あとは――」

   ※すぐにCGが切り替わる

■宮島 光大の家2階 光大の部屋 白い球体が埋め込まれているリストバンド 夏 夕方

   ※このシーンはCGで表現するため、立ち絵を表示しない

   いつもお守りにしている、亡くなったじいちゃんの形見。
   白い球体が浮き出ている、青いリストバンドを取り出す。
   剣道の試合やどこかに出かけるときは、いつもつけている。

【光大】(しかしこれ、乙愛のものと似ているような)

   まさか、な。
   とにかく、急がないと!

【光大】(無事でいてくれよ……)

   俺は急いで、一階へと降りた。

   ※フェードアウト(さっと暗くなる)

   ※数秒ウェイト

〈第二章:現在と未来……終わり〉