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「あたしは一番、悟くんが好きなんだ」美術部で活動し、女の子らしい風貌を持つが女子力などの概要が見られない中学生茅野桃ちゃんは、隣のクラスでバスケットボールのキャプテンである中山悟くんに片想い中である。だが小学生で恋人に飽きるという恐ろしさを知った桃は悟に告白出来ずにいた。桃の友人の美紅と朱音はそれぞれの恋に向かいながらも、桃と悟の恋を静かに見つめる。初々しく凛々とした人間の価値観を考える中二病たちの、すがすがしく爽やかな中学生青春小説。なろうでの小説を改めて直した小説。