和尚さんの法話 『誤認されている仏教の教え』
如来様の塔を建てて先祖の冥福を祈る。
そのほうが先祖も大いに助かる。
そういう意味ですから、拝まないといけない塔を、凡夫で
ある我々が見て喜ぶということをしたら不徳になります。
皆さんは家相とか方位を気になさる方がいますが、そうい
うことのほうが怖いです。
仏像もそうです。
仏像は当然、拝むものだと思いながらも、床の間に飾った
りしますね。
達磨さんを飾りにしたり、観音様を飾りにしたりしてます
が、してはいけませんね。
拝むなら宜しいですが。
そういうことは、神仏が実在するということが無ければ有
り得ないです。
つまりあの世は在るということに繋がってくる。
あの世が無かったら、罰が当たることも無いし、善い事を
しても何もならんしね。
ところがちゃんと霊界というのがあって、神仏もあって、
因果の道理というものも見えないけれどもあって、そうい
うことになってるんです。
それはなかなか証明はし難いけど、お経に説いてあったら
それを信じないといけませんね。
了
作品名:和尚さんの法話 『誤認されている仏教の教え』 作家名:みわ