一ノ瀬ロック革命!!4
8月2日。
夏休み2日目。
ついでにいうと補習2日目。
あたしは今日も、暑い中、学校に向かっていた。またプリントを渡され、午後2時くらいにやっと終わった頃、いつもの4人で少し遅めのお昼を囲む。夏休み中の最終下校時刻は3時だから、一応帰るまでに時間はある。
あたし達以外の3人の補習メンは、手早くお昼をすませ、もう帰ってしまっている。
「やっぱり賢い子は違うねー、宿題するために家にすぐかえるなんてね」
実樹がコンビニで買って来たというおにぎりを頬張りながら言った。
「私達みたいにグダグダしないってすごいよね、ほんと」
しーが、お母さん手作りのお弁当を食べながら返事する。
『ねー』
あたしと望は、食べることに夢中で2人の話をほぼ聞けていない状態。
そして、4人とも食べ終わった2時40分頃、事件は起きる。
コトリ、と丁寧にお箸を置く音が聞こえたので、あたし達は音が聞こえた向きに顔を動かす。
夏休み2日目。
ついでにいうと補習2日目。
あたしは今日も、暑い中、学校に向かっていた。またプリントを渡され、午後2時くらいにやっと終わった頃、いつもの4人で少し遅めのお昼を囲む。夏休み中の最終下校時刻は3時だから、一応帰るまでに時間はある。
あたし達以外の3人の補習メンは、手早くお昼をすませ、もう帰ってしまっている。
「やっぱり賢い子は違うねー、宿題するために家にすぐかえるなんてね」
実樹がコンビニで買って来たというおにぎりを頬張りながら言った。
「私達みたいにグダグダしないってすごいよね、ほんと」
しーが、お母さん手作りのお弁当を食べながら返事する。
『ねー』
あたしと望は、食べることに夢中で2人の話をほぼ聞けていない状態。
そして、4人とも食べ終わった2時40分頃、事件は起きる。
コトリ、と丁寧にお箸を置く音が聞こえたので、あたし達は音が聞こえた向きに顔を動かす。
作品名:一ノ瀬ロック革命!!4 作家名:爽子