ショコラ
バク‐ったらそれでもう満足気に、尻尾をバタバタ振るんだよ。 僕はバク‐も
大好き。だから僕は、バク‐にじゃれ付いていく。 でもさ、バク‐は、あまり
相手にしてくれない。~勝手にやってな~と言う風に、されるままになっていて、
そのうちプイと立って、大きな体で逃げるように離れていく。~待ってよ。
遊んでよう~と僕が追いかけても無視されちゃう。 そんな時、僕も悔しいから、
バク‐の遊び道具を一つ、外にある僕の部屋に隠してやるんだ。
けど、どういう訳かバク‐はすぐ見つけてしまう。そして自慢そうな顔をする。
今は、僕たちの日課のゲームになっているんだ。