選挙へ行きましょう?
社会において、自分の頭で考えて行動する人間は常に攻撃の的にされる。
攻撃するのは、そのほとんどがオリジナルの尻馬に乗っかるフリーライダー達。
フリーライダーの存在には、何の価値もない。なぜなら、フリーライダーたちは自分の頭で判断しているわけではないので、当該意見の正しさをチェックする機能を何ら果たしていないのだから。
数に支えられた意見が正しいとは限らない。
勝者たる多数派は、敗者たる少数派を踏みにじる。それを正当化するのが、多数決・選挙である。
作品名:選挙へ行きましょう? 作家名:宇都 治