SEVEN
プロローグ
7つある世界の中で最も平和な世界「現世」
そこに住む「ヒト族」彼らは世界が7つあること、
世界が終焉に向かっていることをまだ知らない。
7月7日午前7時7分
通勤通学ラッシュの都心で俺は1人で学校へ向かうつもり
だったのだが、家から出たその瞬間おさななじみで
あるこの女に出くわしてしまったのだ。
「翔太はやいよ~置いてくつもり?」
「なんだよ、恵美が遅いんだろ。」
そんなどうでもいいような話をしていたその時、
ズドン、いや、正確にはそんな言葉では表せない異様な音だった。
7つある世界の中で最も平和な世界「現世」
そこに住む「ヒト族」彼らは世界が7つあること、
世界が終焉に向かっていることをまだ知らない。
7月7日午前7時7分
通勤通学ラッシュの都心で俺は1人で学校へ向かうつもり
だったのだが、家から出たその瞬間おさななじみで
あるこの女に出くわしてしまったのだ。
「翔太はやいよ~置いてくつもり?」
「なんだよ、恵美が遅いんだろ。」
そんなどうでもいいような話をしていたその時、
ズドン、いや、正確にはそんな言葉では表せない異様な音だった。