冷酷彼氏と転校生
ルイ「前も女の子に頼んだら本気にしてくれなくてさ………その子が好きだった男子、殺っちゃったわけ………」
サナ「………」
ルイ「だからさ………明日の放課後12時に教室で待ってるね。さっ家まで送るよ。あとわかってると思うけど………このこと誰かに言ってみなよ?レイ君が死んじゃうからね?」
サナは震えて何も言わなかった
家の前に着く
ルイ「じゃあまた明日………ね?」
サナ「………」
自分の部屋に入る
サナ「嫌………怖い………行きたくない………でもいかないと………」
朝
サナ「………昨日あのまま寝ちゃったのか………(今日の夜………)」
体が震えだす
サナ「と、とりあえず学校いかないと………」
教室
ザワザワ………
サナ「(普段通り騒がしい教室……何も考えたくない……)」
机にうつ伏せて寝る
しばらく絶つと誰かがサナの頭を突っついた
レイ「サナー?」
サナ「レイ………」
サナはレイの顔をみてから顔をそらした
サナ「(レイが死ぬのと私が少し恥ずかしい思いをするとだったら絶対恥ずかしい思いをする方がいい………やっぱり今日の夜行こう………)」
レイ「サナ?大丈夫?」
サナ「あ、ちょっと寝不足なだけだから大丈夫………」
ルイ「風邪には気をつけてくださいね。お二人共」
サナ「ルイ!………君………」
サナの顔色が急に悪くなる
レイ「………サナ。行こう」
レイがサナを廊下に連れて行こうとする
しかしルイがサナの肩に手を置いた
ルイ「サナさん。ちょっといいですか?」
耳元に顔を近づける
ルイ「今日の夜のことなんだけど……」
小さく呟いた
サナ「!!!………ごめんレイ………ちょっと行ってくるね………」
ルイに付いていく
レイ「………」
廊下
ルイ「少し目を瞑ってもらってもいいかな?」
サナ「な、何かするつもり………?」
ルイ「大丈夫だって。何もしないよ」
サナ「でも………」
ルイ「焦れったいから目隠しするね」
サナ「嫌、離して!」
サナが抵抗する
ルイ「あれ………?レイ君が………」
サナ「!!!………」
サナが大人しくなる
ルイ「そうそう」
サナの視界が真っ暗になった
ルイ「僕の手を離さないようにね」
サナ「………」
数分後
ルイ「はい、外していいよ」
サナ「!!!」
続く