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　　「『瞑想』について」


「瞑想」は、「五感で感じるもの」とは、むしろ逆で「五感を越えたところでの感覚」である「第六感（超意識）」で味わうものです。
　別の言い方をすれば、「『本来の自分』を肉体のある状態で感じるもの」といったところでしょうか。
　ただ、こう書くと「瞑想とは難しいもの」という風に感じるかもしれませんのでここで補足しますが、全然、難しいことではありません。
　やり方はいろいろとありますが、ボクがオススメするのは、

「ただ胡坐（あぐら）で座り、目を閉じ、『呼吸』だけに意識をしてじっとする」

　です。

　これをすることにより「心がリセット」できます。

　理由は、「『余計なことを考えない』『考えない時間』ができるから」です。

　ボクらは普段の生活で、つねに「思考」が働いています。


「車を運転していれば、割り込みとかされて頭にきたり……」

「仕事でうまくいかないと自分を責めたり……」

「子供が悪さをして、ついカッとなって怒ったり……」


　まあ、「挙げればキリがない」くらい、ボクらは普段「思考」とは切っても切れない関係です。
　でも、これは、別に「当たり前の話」ですし、逆に「思考」が働かないと対処できないのが「この世界」です。

　ただし……人間は「身体を休めることが必要である」のと同じくらい、「心も休める必要がある」ということ。
　それが、さきほど紹介した「リラクゼーション」です。

　そして、その「リラクゼーション」の「一歩先」にあるのが、「本来の自分を感じること」です。

「本来の自分」……第一章でお話しました「魂」のことですが、そんな「本来の自分」である「魂」を感じることこそが「瞑想」なのです。
「瞑想」をすることにより、「魂」の自分に戻り、「心がリセット」されます。
　つまり、普段の生活で、他者や周りから受ける「いろんな影響」を「瞑想」をすることにより「リセットされる」というわけです。

　「瞑想」は、「心のリセット」を目的とするいろんな「リラクゼーション」の中でも、最も「手軽で、カンタンで、ラクで、気持ちよく、いつでも、どこでもできるもの」です。

　なので、「瞑想」を好きになれば、「お手軽」ですので、オススメですし、また「相乗効果」として「インスピレーション」を受け取りやすくなるというところもあるので、そういう面でもオススメです。