天願メソッド T-Method -守護霊さんの導き- 第二章
「優先順位」を絞ったら実践してみましょう(絞り込みと実践)
さて……ここまで来ると、大分、自分の「方向性」のようなものが見えてきたのではないかと思います。
さて……今、挙げた「六項目」ですが、これは大きく2つに分けることができます。
こんな感じで……、
【生きがいのグループ】
「自分が好きなこと」「自分が興味あること」「自分が得意なこと」
【生活・世間体グループ】
「嫌いだけどできること」「興味ないけどできること」「苦手だけどできること」
「自分の生きがい」をみつけるのは、この【生きがいのグループ】から探すことになります。
そこから、「自分が今すぐにでも『できそうなもの』」を念頭において「実践するもの」を選びましょう。
ちなみに、ここで「選んだもの」を実践してみて、あまり「しっくりこない」ようであれば、そのままやめてもらっても構いません。
「一度、選んだら最後までやり通す」
というようなことではなく、むしろ、どんどん「やったり、やめたり」を繰り返して構いません。
大事なのは、「『生きがい』にしたいものをリストアップすること」と、それを「『試す、実践してみる』こと」が重要なのです。
あとは、「タイミング」なので、「ベストタイミング」であれば、「しっくり」きて長続きしますし、そうでなければ長続きしません。
「ただ、それだけのこと」
簡単でしょ?
変に「気負い」せず、「リラックス」して事に臨みましょう。
さて……もう一つ【生活・世間体グループ】というものがありますが、これは「この世界で生きていく上で関わるもの」という感じとでもいいましょうか。
「人生」とは、いろんな人たちと関わっていくものです。
そんな多くの人たちと関わっていく以上、「好きなことじゃないからやらない」とか「興味ないからやれません」ということは中々言えませんし、それでは、ただ敵を作るだけです。
「やりたいことだけをやる」
それだけでは、周りに迷惑をかけたり、心配をかけたりすることになりますし、その上、その行動の「原因」による「結果」は、あなたに降りかかってきます。
それをわかった上で、「その『結果』にすべて責任を取る」……というように「覚悟」して「やりたいことだけをやる」のであれば構いませんが、一般的には、中々「ハードルの高い覚悟」だと思いますので、あまりオススメしません。
なので、人生をスムーズに進めるには、そういった「やりたいことだけをやる」と同時に「やりたくないけど必要なこと」というのも重要になり、それがここで挙げた【生活・世間体グループ】なのです。
自分が「好きなこと、興味あること、得意なこと」を実践するのはまだラクですが、「嫌いなこと、興味ないこと、苦手なこと」というのは、あなたにとって「ストレス」でしかありません。
その「ストレス」は、どんどんあなたを「精神的」にも「肉体的」にも襲ってきます。
「そんな大袈裟な……」と思いますか?
「ストレス」とは、あなたが思っている以上に身体を蝕みます。
それは、最初「精神的なストレス」から始まり、やがて、それが「原因」となって「肉体」をも蝕んでいきます。
「肉体と精神は一体」です。
そんな「自分にとってストレスになるもの」であるこの【生活・世間体グループ】は、「生きがいのグループ」とは「正反対のグループ」なので、「やっぱり、やりたくないことはやらないほうがいい!」とつい、感じてしまいがちですが、でも、そんなことはありません。
……というか、「そもそも、その『考え方』『視点』『捉え方』が違う」のです。
それは、次にお話したいと思います。