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森井貴志子
森井貴志子
novelistID. 47260
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子供から学ぶ小さな教え

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そしたら、なんとか、完成した。

そして、自分自身でやり遂げたという自信!

もう、小学生の頃から、
始まっているんですね。

夢を追い続けることが出来る人になるか
常識人として、生きていくのかって.....

それを伝えていくのが、
一番近い親。

親は
子供から知らず知らずに、
挑戦と言う行動を
奪い取らないよう
気をつけなくてはと、

薄っすらと付いた、鉛筆の跡を見ながら、
感じました。

そして、自分自身に置き換えて、
挑戦と言う言葉を
挑戦と言う行動に
替えて、生きていきたいと思っている自分に気付きました。









【尊敬】

大自然をバックにパチリ!

なんだか、贅沢なショットを撮らせてもらいました。

身体全体で受け取る自然の風は、

身体の中を突き抜けていくような、そんな感覚に教われます。

山々が連なり、
ずっと、ずっと、
遠い昔から、

そこに、どんと居て、
全てを見渡しています。

自然への尊敬の念が心から湧いてきます。

不思議だなと思いました。

子供達も家族みんなが、

「凄い~。」と感動して、

心と身体が喜んでいるのが分かります。

大自然の力って、
物凄く大きくて、大きくて、
私達には、とうてい想像もつかないくらいの大きさ.....

う~ん、言葉に存在しないこの思いの表現はとても難しい~

長男が言いました。

「空気が美味しいね。」

うん、うん、本当だ。空気が美味しい~

毎日、毎日、普通に吸っている空気さえも、
自然の豊かな場所では、
浄化され、美しく漂うんだ......

だから、
本当の自分の感情を素直に見つめることが出来ました。

ありのままの自分
を受け入れる流れがそこには、あるような気がしました。

そして、
沢山の心のエゴを
魚のつかみ取りのように、つかんでみることが出来ました。

次女が言いました。
「雲の中ってどうなってるの?」

そんな子供のどうしてに大自然が微笑んでいるように思いました。









【好奇心】

長野県にある「しし岩」からパチリ!

で、で、でも怖い~

子供達は、どんどんと岩を登っていってしまいました。

「ママ~!。」

上を見上げれば、あっという間に頂上.....

子供の好奇心って、
本当に凄いですね。

高くてゴツゴツした岩を
ロッククライミングのように、
スイスイと、迷いも無く上っていってしまう行動は、

好奇心と言う思いが背中を押しているからでしょうか。

子供達の好奇心は、
上に登ったら、
何が見えるんだろう....
どんな気持ちなんだろう.....
どんな感じなんだろう.....

ただ、ただ、それだけの純粋な思い.....

ところが、写真をパチリと撮った瞬間!

危ない!危険!

そんな思いが沸き起こってきました。

私は、思うわず
「危ないよ~気をつけて~。」

と叫んでいました。

子供達の好奇心は、素晴らしい!

だけど、そこには、
見なくちゃならないことが見れなくなっている現象も起こるんだ。

そう思いました。

危険な場所から子供達を守らなくちゃいけない。
必死になって、
私も岩を登りました。
子供達が落ちないように、つかまなくちゃ!

頂上に着きました。

「ほら、危ないからママの所においで。」

すると、子供達が

「ママ~見てごらん、この景色。綺麗だよ~。」

あっ!凄い。自然からのプレゼントだ。

私は、感動してしまいました。

両手を広げていました。

「おーい!ママ~。」

えっ?何処から、聞こえてきてるの?

と下を見ると、あっという間に下に降りていた子供達....

しかもご丁寧に写真まで撮っていただいちゃいました。

<親の心子知らず>といいますが、
子供の好奇心は、
親の心配などに振り向いている場合ではないようです。

早く降りなくちゃ、
また、何処に行こうとしてるのかしら....

「ちょっと、待っててよ~。」

なかなか、降りれない私でした......








【笑いの力】

中学3年の長女が
小学校2年生の妹と妹の友達と遊んでいます。

「ペロペロベ~。ネエネェのおバカ~。」

と妹達は、ネェネェを威嚇して、
遊びに誘い出します。

ネェネェも

「なんですって~。」と言いながらくすぐります。

ケラケラ、ケラケラと笑い声が周囲に響き渡ります。

7つも歳が離れているので、
正直言って遊びの形も全く違ってきます。

だけど、今日は、お互いに笑い合い、
意気投合しているようです。

笑いって、本当に凄いなといつも思います。

老若男女問わず、全ての人々の心を
明るい気持ちにしてくれる。

最近、お笑い芸人がアイドル並みに人気が出てきています。

その人を見ているだけで、自然と笑いが出てくる。
そんな、人を世の中は欲しているように思います。

テレビを通じて笑いを頂いている時代なのかも.....

だけど、子供達をみていると、
笑いは、自分達の中からもどんどん、沸きあがってくるものだと
思いました。

そして、その笑い声は、
周囲の人にも伝染して、意味が分からなくても笑ってしまう。

そして、また、なんだろう?と、どんどん、人が集まってきて、
また、その人も伝染して、笑ってしまう。

笑いが、人を繋げていく.....

いつのまにか、
笑う門には福来たる!!

いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来る.....

ことわざがある位だから、
笑いの力は、創造を絶するのかもしれない。

笑ってばかりは、いられないけど
だけど、
笑っていることの大切さを
もっと、頭と心で感じよう.....

そう、子供から教わりました。







【愛】

わんっ!わんっ!

我が家の愛犬チビが興奮したように吠えています。

のぞいて見ると....

次女と遊んでいるようです。

普段、大人しいチビが
飛び跳ねたり、グルグル回ったりと、
全身で遊んでいます。

次女を見ると.....

座って遊んでいるのではなく、
チビと目線を合わせるように、
うつ伏せになり、
わんっ!と吠えながら、
自分自身が犬となり、遊んでいます。

2匹の犬が遊んでいるようにも見えました(笑)

犬の気持ちになり、
犬の目線になり、
犬の遊びをする。

誰が教えたわけでもなく、
誰がやっていたわけでもなく、
犬になりきり、遊んでいました。

子供って、動物の気持ちが分かるのかな?
だから、自然とどうしたら、いいのか分かるのかな?

目に見えない不思議な力がそこには
存在しているように感じました。

その力の名前は「愛」.....
愛を感じ、
愛を渡し、
愛を貰う、

お互いに大切だと思うから
相手の気持ちを感じられる。

それは、人間同士だけじゃなくて、
生き物全てに通じるものなんだな~と、
次女とチビの姿を見て、感じました。

次女が言いました。
「ママ~チビが独りでお留守番可愛そうだから、