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Next World

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「ハァハァ」
アトラスは息を切らしていう
「な、何だったんだ?アイツは…」
「さーな」
ガイアが言う
「でも凄いねー」
ルナが言う
「何がだ?」
「だってアトラス何もしらない
仮面かぶった奴に一番最初にとびかかったんでしょ?」
「あーあれかアトラスがかってに飛び出しただけだよ?」
と隊長
「お前みたいなのを無鉄砲と言う!!」
ガイアが言う
「う、うるせー!!」
今回は、ホントにそうなので
反撃できない
「でも、あれってホントにどうやって作ったんだろ?」
「さあな」
ガイアが言う
「うるせぇなぁ静かにしろや、俺ぁ眠ぃんだ」
グレイドがソファでゴロンと寝転がって言う
「グレイドは、のんきでいいですねぇ?
あの戦いのさなか一人のんきに寝てましたもんねぇ??」
隊長が言う
「何だとコラァ!?」
「何か間違ってますか?」
「もう寝る」
グレイドはソファーで眠りだす
「逃げても始まらないって言ってるのになぁ…」
暖炉にもたれかかって隊長が言う
「あ、隊長ちょっと時間下さいアレを分析します」
ガイアは、ほぼ毎日魔法とかの研究している
よって、「魔法オタク」とか呼ばれてたりする
「アレって何だ?」
アトラスが言う
「アイツの性質とか魔法使えるかとか」
ガイアが言う
「もしかすると、俺達の魔法のランク上がるかもしれないからね」
「俺魔法使わん…」
アトラスが言う
「アトラスは使わんのじゃないだろ?使えんのだろ?」
「うるせ!」
キャハハハハ
ルナが笑う
「あ、てめ、笑うな!」
「ゴメンね?」
目をうるうるさせて言う
「お、おう」
「あれぇ?アトラス君?さっきまでの態度はどこへ言ったのかなぁ?」
隊長がニヤニヤしながら笑う
「だ、黙れ!!」
「隊長にそんな口きいていいのかな?」
「…」
「それでよろしい」
「隊長は何で戦うんですか?」
アトラスがきく
「何だ唐突に」
「いや、何でもないです…」
小さな窓から風が吹き込む
「寒っ!」
ガイアが言う
「この家は古いからな…」
隊長が言う
ガチャッ
不意に扉が開く
「誰だ!?」
「オッス」
入ってきた男が軽く挨拶をする
「誰?」
アトラスが聞く
「こいつはゼラ・イラと言うやつだ」
黒髪に、黒いコートに、青い眼、
更に剣を一本背負っている
「こいつがセイラの言ってたアトラスかい?」
「あぁ、そうだ、徹底的に鍛えこめ」
「へいへい」
「剣持って外いくぞー」
ゼラが言う
「へ?状況が飲み込めないのですが…」
アトラスが言う
「いいからいけ!!」
ドンッ!!
隊長の回し蹴りが見事に炸裂する
そのまま外に飛ばされる
「いってぇ!!!!」
更に剣が飛んでくる
「ぐふっ!」
腹に直撃する
「よしやるか!!」
ゼラが言う
「何を!?」
「何も聞いてねえのか?」
アトラスが頷く
「ま、だいたい予想つくだろっ!」
喋り終わると剣を抜いて攻撃してくる
ギャイン!!
それをかろうじてうける
「よく反応できたな」
「くっ…」
アトラスが仮面をかぶるポーズをとる
ズザァァ!
アトラスが仮面をかぶる
「もう仮面見せてくれんのか!」
「あんた強そうだからな」
「そうか?」
「あぁ…」
ゼラが下級魔法ヒュドールを唱える
「でや!」
水球をアトラスが切る
だがゼラは既に次の攻撃体制に入っていた
剣でガードしようとしたが剣は弾き飛ばされる
「何!?」
(仮面をつければ身体能力が飛躍的に上昇するはずなのに!)
「やっぱまだこの程度か…」
「今日はここまでにしよう」
「…はい」
「ゼラさん今日でたあいつってデッドパーソンなんでしょうか…」
「あーあれねガイアにみせてもらったけど多分そうだよ」
「何でですか!?」
アトラスが身を乗り出して聞く
「う~んあれは単なるデッドパーソンではないなぜなら…」
「なぜなら!?」
アトラスが声を荒げて言う
「あくまでも俺の予想では[死神]のデッドパーソンだ」
「え…?」
「死神のデッドパーソンはそうそういるもんじゃないそう簡単には死なんからな
だけど、その数少ない死神のデッドパーソンを使って何者かのてによって改造された
デッドパーソンそれがあれだ…多分な」
とゼラがすらすらと言う
「だからあんなに強いのか…」
アトラスが納得したように言う
「でもなぁ何かやばいヤツだぞその改造したやつ」
焚き火をいじりながら言う
「なんで?」
そんなゼラを見ながらアトラスがキョトンとして言う
「だってさ、デッドパーソンは改造等は禁止されてるはずだぞ?」
「あ、そっか」
「さらに、アイツ仮面してたろ?普通の死神は仮面をもってないはずだ」
「な…!?」
アトラスがきずいたように言う
「相手は仮面を作れるってことだ、現在俺等でさえ仮面の構造すらわかってないのに
相手はわかってるってことだ」
「ちょい、もう、限界、頭が、ついて、いかん…」
アトラスが、ふらふらして言う
「ま、お前はわからんでいい」
「あとは、ガイアに話す。てことで、中に戻れ次の相手がいるもんでね」
とゼラが言ったので後ろを見ると
「た、隊長!?」
と驚くアトラス
「よぉしいっちょやるか!隊長さんよぅ!!」
ガンッ!
隊長が片手に持っていた剣でガードする
そこから、隊長が手首を捻りながら
突きを放つ
一撃、二撃と連続突きが目にも留まらぬ速さで打ち込まれていく
「うぉっ!」
ゼラもガードしては、いるがあまりにも手数が多すぎて
反撃できない
だが、ゼラはあいている右手を使いセイラの剣にヒュドールを放つ
ギャンッ!
剣に命中して剣が弾かれる
その瞬間を見逃さずにゼラが下段から斬り込む
「くぅっ!」
セイラはとっさに上へ跳ぶ
そして、剣を下向きに持ち替え
振り下ろす
それを、ゼラは易々とかわすと
後ろへ後退する
「はぁはぁ…」
両者共に肩で息をしている
ゼラが瞬きした瞬間セイラはゼラに向かってダッシュする
「なっ!」
ゼラが驚いて慌てて剣を構えなおした瞬間
セイラは空高く飛翔、
そして、上級魔法【ゲヘナ】を唱えると
辺り一面炎に包まれはじめた
「何だ!?」
そうゼラが一言発した時
セイラの剣を炎が宿る
セイラは勢いよく振り上げた剣をゼラめがけて振り下ろす
「せいっ!」
「ぬぉっ!!」
ゼラは右手を出してセイラの剣をつかもうとする
「そんな事をすると手が焼けるぞ!」
セイラがとっさに警告する
だが、ゼラはその警告を無視しニヤッと笑う
ジュッ!
炎が手に当たった音がする
だが、よく見るとゼラの手は焼けていない
そもそも普通なら隊長の体重を乗せた一撃で手が斬れていないハズがない
「あいつ、片手で…片手で隊長の一撃を…!?」
アトラスが驚きを隠せずに言う
「何で手が燃えてない?」
セイラが言う
「俺が無言詠唱を行ってヒュドールを出したからだ」
ゼラがそれに答えるそして剣先をセイラに向ける
「まだやるならもう少しだけ力を出してやるが?」
ゼラがそう言うとセイラが眼を見開く
(もう少しだけだと!?今のでまだ本気じゃないのか!?)
セイラがそう思ったのを察したようにゼラが
「隊長さんもよくやったんじゃないの?
だって8割しか出してないのによく戦ったものだよ
最後の一撃をのぞいてはね」
(8割だとっ!何でこんな正確にわかるんだ!?)
作品名:Next World 作家名:アトラス