Da.sh Ⅱ
Da.sh あらすじ
渡辺守が高校1年生の時に、父は首つり自殺をした。それにより母は精神を病み、車にはねられて死亡。
13年後、父の死に不審を抱き続けていた守は、父が経理課長を務めていた金丸金属工業の社長が不正を働いていたことを知る。それを知った父は追い詰められて自殺を図ったものと推察した。
会社への復讐を果たすため、高校時代からの友人である木村俊介、俊介の古くからの仲間であり、多重債務者の借金を肩代わりして仕事を斡旋している浜崎明良と10億円を詐取する計画を立て、実行に移した。
10億円を手に入れ、ベトナムへ向かう手はずを立てていたが、社長は暴力団の水元とつるんでおり、水元は守の詐欺を見破り、守が手に入れたお金を奪い返して、着服する計画を社長と共に立てた。
守と俊介がベトナム貨物船に乗り込む横浜港の波止場で、水元は守の父を殺したことを教え、ふたりも殺そうとする。
そこに現れた、明良。
水元は、昔暴力団同士の抗争で明良と俊介に命を助けられた事を思い出し、ふたりを見逃す。
守と俊介が貨物船に乗り込んだ後、貨物船には爆弾が仕掛けられていることを明良に教えた。パスポートを譲ったベトナム人が、マフィアに自分たちが死んだと思わせるために仕掛けたものである。
明良はふたりを救うためにダッシュし、水上バイクを走らせた。
電話にて連絡を受けた守と俊介は走る貨物船から海に飛び込み、明良が抛り投げた浮き輪につかまって間一髪で逃れる。
貨物船は、爆破によりまっぷたつとなって、東京湾に沈んでいった。