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リンドウノミチヤ
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novelistID. 46892
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KYRIE Ⅰ  ~儚く美しい聖なる時代~

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登場人物



イングリッド・ヴァイヤン公爵夫人
北欧を拠点とする大企業ラーゲルレーヴの会長。
母国は日本だが十代の少女の頃ある事件に巻き込まれ殺人犯として収監された。その後渡欧し結婚。
日本名は草影史緒音(クサカゲシオネ)。イングリッドは彼女のセカンドネームである。
アンドロジナスな雰囲気を持つ佳人。


ルイ・セドゥ・ヴァイヤン公爵
欧州の実業家であり、イングリットの夫。


桐永天音クリストフ・ラーゲルレーヴ
公爵夫人の父親。かつて天才ピアニストと謳われたが音楽以外はどんな執着も持たず、それ故娘の憎悪の対象となった。
少女だった史緒音(イングリッド)に掌を傷つけられ再起不能となったが後に音楽プロデューサーとして復帰。
北欧の一族ラーゲルレーヴの後継者でもあるが本人はその事にも関心を持たず、成人した公爵夫人が全て管理する事となった。


榛統也(ハシバミトウヤ)
欧州のレーシングチームのチーフメカニック。
十代の頃は不良グループのリーダーであり、少女だった公爵夫人と因縁浅からぬ関係だった。
身長190cmは軽く超え獰猛な獣を連想させる男。