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養蜂場のおじさんとプーサン

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プ「ひーっ!」(声のみ)
お「待ちやがれ!」(声のみ)




 場所は変わって養蜂場。おじさんと熊がせっせと働いている。

お「そっちはどうじゃ?」
プ「うん、採蜜時期が近いクマ」
お「お前、思ったよりよく働くな」
プ「こういう弁償なら大歓迎クマ。知ってたら逃げたりしなかったクマ」
お「しっかり働いて返すんじゃぞ」
プ「了解クマ」

 そこに女神がやって来る。

女「あの」
プ「女神様!?」
お「どうされましたか?わざわざこんな所へ」
女「あの蜂蜜とっても美味しかったわ。それでどうしても感想を伝えたくて」
お「あぁ、ありがとうございます。これからも存分に努めさせていただきます」
プ「そろそろ昼飯だけど、女神様も一緒にどうクマ?」
女「あら、いいのかしら?」
プ「もちろんクマ」
お「何を勝手に決めておるんじゃ!ここの主はワシじゃぞ!」
女「ダメなのかしら?」
お「もちろんよろしいです。今日のランチはトマトサラダの蜂蜜酢ドレッシングに、手羽先の蜂蜜煮込み、お豆腐の蜂蜜あんかけでございます。お米も蜂蜜を加えて炊いております」
女「美味しそう」
プ「一歳未満のお子様には食べさせないで欲しいクマ」
女「どうして?」
お「まだ腸が発達しとらんで蜂蜜を受け入れられんからじゃよ」
女「そうなの」
プ「ささっ、昼飯に行くクマ」
お「だから主はワシじゃと…」
プ「あっ!!」
お「どうした?」
女「?」
プ「さっき味見して、昼飯全部食べたんだったクマ」
お「くぅぅぅぅぅまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

〈幕〉