空がどんなに青くても泣きたい日もある
偶然を装って街角で
会うことすらできなくて
どんなに遠くても
どこまでも
飛んでいくのに
どんなに苦しくても
その手に触れていたいのに
あの声を二度と聞くことはできなくて
苦しくて 逢いたくて 胸が痛くて
でも 歩くしかなくって…
会いに行こうと思えば
すぐに行ける距離なのに
どんなに歩いても
たどりつけない
つかめない
どんなに愛しても
いつだって傷つくだけで
その手を二度と差し伸べてはくれなくて
泣きたくて 切なくて 哀しくて
でも 歩くしかなくって…
もう 歩くしかなくって…
(歩)
作品名:空がどんなに青くても泣きたい日もある 作家名:momo