DANGER☆LIFE
しかし将軍は研究者の安藤に触れ幹部の無能さについて語る
G-2の開発者は日本人
そして人造人間の研究者も日系の人間であることに触れ
お前らは同じ白人として恥ずかしくないのかと激昂
激昂の理由の1つに信頼を置いていた幹部の”JAIL”の失踪もある
将軍が絶対的信頼を置いていた人物の研究した”プロトアダム”も彼とともに消息不明
人造人間であるアンドロイドも組織のスーパーコンピュータ”ジグマ”により開発が進むがその完成が現実になるには程遠いこと
これらの不安要素が将軍をいらだたせることになる
しかし将軍の延命のために組織は移植個体を孝に定め最後の行動に移る
将軍「ハ◯ケンクロイツの名のもとに汚れた人種の抹殺をおこなってくれる!!」
世界が破滅にむかう事件が起ころうとしていることをまだ誰も知らなかった
最終話・世界の敵は・・・
孝は数々の試練を乗り越えてきた
しかし組織は将軍の復活のため孝を狙いだす
孝を引渡しに赴いてきたのは国連、そして日本政府だった
組織は人身売買をもとに政府官僚の内部にまで侵入していた
軍事力の中でもっとも困難な兵士の製造販売をすることにより
組織は絶対的権力をもつようになる
アダムの移植を条件に首脳各国は組織と契約をしていたのだ
孝の目の前で組織の最終兵器を披露
それは宇宙から紫外線を虫眼鏡のように一点に照射する光
それをマーカライトレーザーと呼ぶ
その威力は絶大で半径数十メートルを一瞬にして廃虚に変える
政府は孝を庇う人間をこの兵器で公開処刑すると脅す
孝は由貴のためにみんなの安全のため組織と取引に応じる
その現実に絶望する由貴
孝は人類の希望であり敵だったのだ!
将軍はすべての幹部を抹殺し
スーパーコンピュータ・ジグマに人類抹殺の人造人間を製造を命じる
組織の頂点になった将軍は世界中の軍部に配備している兵士に人類抹殺を指示
クリーチャーに対抗する手段を持たない人類は為す術を持たなかった
絶望する人類、各国はクリーチャーにより支配されることに
しかし組織の中でクーデターがおこる
由貴の部下が反乱にむけ反旗を翻したのだ
孝の親友の駿が奪還にむけ侵入
由貴の部下が内部崩壊をそして駿が侵入する中
将軍はある人物に殲滅を命じる
それはスネーク
彼は幹部になり権限を与えられることを条件におもむく
スネークが幹部になり権限を欲していたのには理由があった
それは同じクリーチャーの恋人を開放するためだった
彼女は組織の人間の奴隷になっていた
肉体改造をされ男の欲求のはけ口
それがどうしても許せなかったのだ!
権限を与えられよろこぶスネーク
しかし彼が戻り目にした光景は彼女の亡骸だった
彼女が殺されなければならない理由
それは混乱した人間の幹部が愛人同然の彼女の裏切りをおそれたため
最後に彼にはじめて笑顔になる女性
スネークはなんのために戦っていたのかわからずに困惑する
一向に討伐に向かわないスネークに対し将軍はG-HEVENを打ち廃人同然にし阻止に向かわせる
裏切られたスネークは幻覚の中 最後の力を振り絞り孝を救出する
スネーク「・・・これでコイツは復活する、
残念だったな 将軍さんによ・・!!」
孝のコールドスリープを自分の身を捧げることで破壊する
孝「・・・・」
孝は冷凍からめざめる
ハックマン「!! スネーク、貴様ぁ!!」
スネーク 孝の目の前で殺される
駆け寄る孝にスネークは嬉しそうに話す
スネーク「オレは・・・自由になったんだ、そうだろ・・?」
事態を理解し始める
彼を抱きよせ助けようとするが・・・
スネーク「・・・オレは組織で成り上がって恋人を開放するのが夢だったんだ
だが・・・もういなくなちまった・・・
・・・・・・なぁ オレはおまえを救い組織から開放された・・・
・・・・・・・お・・・オレ・・は・・・No.1に・・・なれたかな・・・」
孝「・・・あぁ、おまえが真のNo.1だ・・・」
スネークの返事はなかった
そこにいた将軍は人間の姿ではなく機械の身体
頭部には巨大化した脳が見える
ハックマン「貴様もオレの蘇生を邪魔するつもりか!!!」
孝はそこで将軍の本当の姿をそして自分が戦ってきた意味を知る
それはハックマン(将軍)が病気により死亡するのを阻止するためだけだったこと
彼が死にたくない
それを願ったことを父親の力を借り他人を全て殺してでも構わないという身勝手なのぞみ
その言葉に自分の人生を狂わせた男に打ち震える
孝「・・・そんなことのために俺達は戦ってきたのか・・!」
ハックマン「あああぁあ!?」
孝「おまえが死にたくないからこれだけの人間を殺してきたんだって聞いてんだよ!!」
ハックマン「俺様が世界で一番エライんだ!!、
日本人の分際で話しかけんじゃねぇ!!!」
たった一人の人間が死なない身体を求めたのが真の目的
アダムとは最強の人物、
エデンとは核爆発により荒廃した人類が死滅した世界
ハックマンは自分に刃向かう人間、
人種を嫌い殲滅をのぞんでいた
そして孝の前に現れたの姿は機械人形
頭部には脳だけになったすがたがのこる
彼が急にアダム選別を急ぎ孝を引き渡すようにしたのは
自身のクローン再生に限界を感じていたため
完全なクローンはつくれない、
裏切り者になるかもしれない仲間にたよりたくない
信頼出来るものは何もなくなる
孤立した将軍は孝の手により野望がついえる
戦いに敗れたハックマンは宇宙へ逃亡を図る
ロケットに移り宇宙に逃げようとする
それを知った孝はロケットを追うことを決意
だがどうすればいいのかわからない様子
孝の部屋のモニターに由貴の姿が映し出される
恵が由貴と協力しネットの新入に成功したのだ
由貴は通信により現在位置を伝える
そして駿と合流してむかうがハックマンは宇宙に旅立ち発射する
最後に逃すことに絶望する孝たちに助け舟が
それはプロとアダムのシャイル
彼女は核弾頭を外したミサイルに載せ殲滅に向かわせる
シャイル「このミサイルならアイツに追いつける
いってこい!!」
ハックマンに追いつき成層圏の中で孝は彼を完全に消滅させる
孝はついに勝ったのだ!
しかし空中に放り出されたまま地上に落ちる
孝はその状況に全ての仲間に感謝し最後の時を受け入れる覚悟をする
彼には仲間がいる
どんなに辛くても支えてくれる仲間が、家族が・・・
どんなに感謝してもしきれない
自分が一人だと感じていたが手を差し伸べれば助けてくれる仲間がいる
孤独ではなく一人ではけして生きていないことを
地上の景色がみえてくる
司令室の由貴は孝が最後を迎えようとしている現実に叫びだす
絶望のさなか孝に何者かの声が聞こえてくる
・・・大丈夫・・・
突風が彼を包み一瞬減速する
そして地上から無数の植物が伸び彼を包み込む
植物の正体は希望の大樹になったエマ
衝撃を受け気を失っていたたかし
暗闇の中で彼はマリーに再会する
彼女に傷つけたことを侘び涙をながす
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン