小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
放課後キッチン
放課後キッチン
novelistID. 46020
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

DANGER☆LIFE

INDEX|22ページ/40ページ|

次のページ前のページ
 

芸人生命の危機にみまわれている

スジオはその事実をしり
彼女に面会に来たが門前払いをくらった直後事件がおきる

殺人事件の起きた時にはアリバイがあるのだが仲間をつかって
アリバイ工作をしたのではないかという理由で集まってもらった

そしてフリーアナウンサーの松下慎吾

彼女の元恋人でエンターテイメントのニュース担当

最近 彼女と別れたことをきっかけに仕事が激減

彼にとって生命線であった番組の降板にはじまり

イベントなどの営業のキャンセルが相次ぐ

現在は地方巡業の営業で生計を立てる

彼女の秘密を握る数少ないひとり
彼は新生活に困惑気味とスタッフにもらしていた

シャイルはそのゴミから出た紙と容疑者を見つめ事件の真相についてはなしだす

犯人はだれなのか、そして動機と証拠は何か

シャイル「さて今回の事件だが・・・」

そういって溝口の机の前に全員を集め被害者の殺された動機について話しだす

シャイル「彼女の殺害の動機は怨恨 恨みによる殺人だ
 しかしここにいる容疑者の中には犯人はいない」

恵「!? 容疑者集めてきたんだぞ!」

シャイル「そもそもそれが間違い、それと手帳だが・・・」

駿「さすがに手帳自体は見つからないからやぶった紙を集めてきたんだけど」

シャイル「証拠隠滅の観点から燃やされたとみて間違いないだろう」

孝「おいっ!!」

シャイルの推理によると犯人の証拠も動機の手帳もないと話すのだ

このままでは完全犯罪だとはなす恵

シャイルはそうだと答える

しかしシャイルは彼女の机に事件の真相を知る手掛かりがあると
引き出しを開け書類を取り出す

シャイル「彼女は潔癖症ではなく狡猾なずる賢い人間、
 一見几帳面に見える整理された彼女の活動スペースに秘密がある」

彼女の筆跡、
そしてゴミ箱に何も入っていないのは
証拠を握られたくない表れだと語る

彼女は人の弱みをにぎりそして揺することで現在の地位を築き上げたというのだ

その証拠は彼女の頭だけでなく記録として残していた

しかし燃やされたとはなすシャイルが正しいのなら手帳がないだろう

その証拠は彼女の頭のなかだと話す孝に
シャイルは不敵な笑みを浮かべる

シャイル「たとえ手帳を燃やされても復元できるんだとしたら・・?」

恵「復元・・?」

シャイル「彼女は殺されてもその証拠を鮮明に残していたんだからな
 溝口にとって脅迫のネタを簡単に手放さないように保険をかけていたのさ」

松下「・・・・」

シャイル「原始的にして確実な方法、それは・・・」

松下「もういいだろう・・・おれが殺したんだ・・・」

彼女を殺したという元恋人の松下

溝口はテレビ取材で得た情報をもとにインサイダー取引によって巨大な儲けを得ていた
その余りにもきたないやり方に警察に通報しようとしたが
弱みを握られていた彼はそれが出来ずにいたという

恵はその保険は何なのか聞くことに
すると机の引き出しにある書類をとりだす

一見すると只のニュース原稿の書類

しかしシャイルはその意味を知っていた

シャイルはその内容をコピーにとり二枚の違いがないかみんなに見せる
コピーした内容にちがいはない

シャイルはその紙に鉛筆の芯で黒く塗りつぶしだす
すると一方の紙から文字が浮かび上がる

シャイル「かのじょはこうやって手帳の文字を下の紙に写していたんだ」

シャイルによるとキレイに整頓された原稿用紙

日付がバラバラながらもなにか法則性があると調査していた

そのニュース原稿の日付によってどの日時になにを書いたか

暗号のようなダイニングメッセージを自分にそして誰かに残していた
警察に連行されようとした松下にこうはなす

シャイル「原稿の中に数枚 抜き取られた形跡がある、
 見開きで二枚に渡り書き込むようにしていた内容はおそらく」

松下「いいや、オレ一人で犯行し彼女を階段の廊下で殺しました」

恵「!!」

(廊下で・・? 第一発見者はたしかトイレで・・・)

シャイル連行してください・・」

彼を連行する警察

誰もいなくなった部屋に恵と孝はシャイルに真相を語るようにはなす

シャイル「第一発見者の人にその場所を伏せさせ
 警察からの情報で嘘の情報を流してもらった、
残念だがあの中には犯人はいないよ」

孝「それじゃ一体誰なんだよ!?」

シャイル「・・・・・・」

さみしそうな顔を見せそれからなにも語らないシャイル
シャイルは真相をしっているようだ

それは何故なのか、

そして真犯人はだれなのか

数日後 真犯人が判明する

シャイルはさり際に奇妙な言葉を残していった

シャイル「・・・真実がすべて正しいとはかぎらないからな・・・」

松下が犯人に志願した理由、

彼が自分を犠牲にしてまで誰をかばったのか

取り調べの中 調書に応じてもてもその動機を語るのみ
彼女を結果的にころしてしまったことを悔やんでいた

その言葉の意味を5日ご知ることになる

テレビでアナウンサーの早崎美紗が飛び降り自殺をしたと報じたのだ!

飛び降りた元にのこされた遺書の内容に衝撃の事実が書かれていた

そこには彼女の恋人がじつは現在勾留中の松下であること

彼女をかばって逮捕されたことを悔やんでいたこと


そして犯行の動機についてかかれていた


犯行の動機、

それは彼女の人格否定

アナウンサーとして入社した彼女はつたないながらも丁寧な原稿の朗読力
その技術に局内でもあらたなエースの誕生にいろめきだっていた

だがその存在に嫉妬する人物、
それが溝口ひかりだった

溝口を脅かす存在になる彼女に圧力をかけるようになる

現場へリポーターとして取材の毎日から始まり
徐々にアナウンサーの仕事をうばっていったのだ!

しかしそれでもいつかみんなに認めてもらえるように努力する早崎

その努力を認めてはいる上司、
スタッフ
そして同僚

後継者の育成と可能性にかけたプロデューサーの土田の早崎の起用をつぶしだした

その事件が原因となり退社に追いやられる土田

お笑いモンスター・スジオもその一人

彼と一緒になる機会の多かった彼女に報道の仕事がくればいいのに
と話した時期から事務所に圧力がかかりはじめたと書かれている

上司の木原は新番組の司会者のサブに抜擢予定を拒否される

そして入社以前より交際のあった松下との破局
そのすべての理由が自分にあることをしり問いつめる

溝口は自分が目立たなくなると早崎が退社、
業界から去るまで続けると恐喝する

スキでもない松下との仮面交際

早崎のために自分の未来を捨てた彼のことを微塵も痛みを感じない溝口

人格否定をされた早崎、

彼女はとっさてきに現場で首を絞め殺害をしたことを深く後悔をし悩み続けた

松下が自分を守るために逮捕され拘留することを選び
後悔の念しかないと言葉を綴りその一生をおえる

早崎は結果的に加害者になった

しかし彼女は本当は被害者だったのではないのだろうか

しばらくは溝口のニュースで持ちきりになる

早崎を自殺に追いやり自分に注目をあつめさせる溝口

結果的に死んだ溝口の望んだことになった
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン