火付け役は誰だ!
「ただいまーって…!?」
「どうした穂子ー」
「ななななな何でもないよ!(彦私が帰ってきた一瞬悪魔も腰を抜かすような笑いを浮かべていたような気がす)」
「ほらぶつぶつ言ってないでさっさと帰るぞーさっさとー」
「何でー何で彦はこんなに怒ってるの私がいない間に一体何があったのー!?というよりまた襟首を掴まゲフッ」
「ふふふ何でもないさふふふ。さぁ帰るぞー愛しの我が家へー。」
正体不明の悪寒に苛まれる妖精を引きずりながら火口星彦は我が家へ帰還する。
そう、台所が悲惨な事になってあることをすっかり忘れたまま。
八番、幕引き