拝み屋 葵 【弐】 ― 余暇見聞録 ―
後書き
拙作をお読み下さり、ありがとうございました。
真っ先に断りを入れておきますが、著者の作品紹介に『ドンパチやるタイプの話ではありません』と書いてありますように、本文の後に続く部分(いわゆるバトルパート)を書き綴る事はありません。
副題が『余暇見聞録』でございますから、『拝み屋』としての活動はこのタイトルには含まれないのでございます。(この件に関しての苦情は受け付けません。悪しからず)
【参】を予定しておりますが、この直後の部分(いわゆるバトルパート)の話ではありませんことを、先んじて明言しておきます。
本作は、遊び心を満載にして作ってみました。
本文中にいくつかのキーワードが登場します。それぞれを掘り下げる事で辿り着く答えが複数個存在するように趣向を凝らしております。
その所為によって、本文中に矛盾する部分が存在するのですが、それは意図的に矛盾させているものです。読後感がぐにゃぐにゃしておられる方は、おそらくそれに嵌まってしまわれているのだと思われます。抜け出すには、こんな物語のことなど忘れてしまうのが一番です。
作中に登場した思考、選択、行動などは、何らかを否定するものでも奨励・強制するものでもないことをここに記しておきます。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
作品名:拝み屋 葵 【弐】 ― 余暇見聞録 ― 作家名:村崎右近